スタッフブログ

見た目に惑わされず、定期的な点検を。

見た目よりも進んでいた外壁内部の劣化

外壁の張り替え工事では、まず現状をしっかり調査し、
水が入り込みやすい箇所を目視で確認します。

特に出窓まわりは納まりの形状によって雨水がたまりやすく、
注意が必要な部分です。

こちらの腐食写真は、一見するとコーキングの切れも少なく、
外観上は大きな問題がないように見えました。

ただ、出窓の手すり取付ビス穴まわりが劣化しており水が入り込んでいる
可能性があると想定していました。

同じ方位にある他の2か所の出窓では、コーキングの劣化が目立っており、
そちらのほうが雨水の侵入が進んでいると考えていました。

ところが実際に外壁材を剥がしてみると、
見た目の劣化が最も少なかった出窓が、内部では一番腐食していたのです。

 

外から見るだけでは分かりにくいですが、築年数が経った住宅では、
内部で予想以上に劣化が進んでいるケースが少なくありません。

外壁のメンテナンス方法は、年数・環境条件・納まり・劣化状況などによって異なります。


「外壁を剥がして張り替える方法」や「上貼りによる改修」など、
建物の状態に合わせたご提案が大切と思います。


小さな違和感や気になる箇所を早めに確認することで、
大きな修繕を防ぐことにつながります。

塗る断熱材

塗る断熱材「断熱くん」は、極小の特殊セラミックを配合した水性の多機能断熱塗料です。
このセラミック粒子が、塗膜表面で微細な空気層をつくることで熱の伝わりを抑え、
夏は外からの熱を遮り、冬は室内の暖かさを逃がしにくくしてくれます。

当社では、新築RC建物の床まわり(巻き返し部分)に施工を行っています。
写真はその施工中の様子です。

また、「断熱くん」は既存のコンクリート面にも塗布が可能です。
暖房器具からの放射熱を反射することで、壁や床の表面温度が下がりにくくなり、
結果として表面結露の発生を防ぐ効果が期待できます。

見た目は通常の塗装と変わらないため、
デザインを損なわずに“快適でエコな空間づくり”をサポートできるのが特長です。

 

ユニットバス入れ替え工事!Panasonic「ソシエV」で快適バスルームに

今回は、ユニットバスの入れ替え工事をご紹介します。
もともとの浴室サイズは1,365㎜×2,275㎜と少し特殊な寸法の浴室でした。

既存寸法にうまく納まるシステムバスを検討し、最終的にPanasonic「ソシエV」をご提案させていただきました。
「ソシエV」は、リフォームに適したサイズ展開が豊富で、既存の浴室スペースにもピッタリ対応できるのが魅力です。

Panasonicのシステムバス全体に共通する特徴として、
どのシリーズでも”お手入れのしやすさ”と”長く快適に使える工夫”がしっかりと施されています。

・スゴピカ素材:汚れがつきにくく、サッと拭くだけでキレイ

・スミピカフロア:乾きやすく滑りにくい床

・ささっとキレイ排水口:水の流れで髪の毛を中央に集める形状で、ヌメリがつきにくい構造

こうした清掃性の高さは、シリーズが違ってもPanasonicならでは。

日々のお手入れ負担を軽くしながら、長く快適に使えるよう細部まで配慮されています。


以前は色柄の無いアイボリーの浴室、今回はブルーのタイル調パネルをアクセントに採用。

明るく爽やかな雰囲気になり、空間全体がぐっと華やかになりました!

 

浴室のリフォームは、サイズや構造によってご提案の内容もさまざまです、「うちのサイズでもできるかな?」
「掃除がラクになるお風呂にしたい」など、気になることがあればお気軽にご相談ください!

雨漏り調査の事例

お客様から「雨漏りがしている」とのご相談をいただき、
現地調査を行いました。
屋根・外壁・窓まわりなど建物全体を確認したところ、
どの部分も経年劣化が進んでいる状態でした。

まずは、雨水が入りそうな箇所を一つひとつ確認するため、
水をかけながら原因を探っていきました。
その結果、外壁材や屋根材そのものに大きな問題はなく、
コーキング部分に小さな切れや劣化がいくつか見られました。

ただし、目視で確認できた箇所からは直接の浸入はなく、
原因の特定には時間がかかりました。
最終的に、屋根全体の怪しい部分のコーキングの打ち直しと、
外壁のコーキング補修を行ったところ、ようやく雨漏りが止まりました。

 見えない場所ほど注意が必要です

ご自身で確認できるのは、目視できる部分までかと思います。
しかし、外壁の上部や屋根まわり、そして細かな取り合い部分などは、
どうしても確認に限界があります。

こうした見えにくい箇所の劣化が進むと、長い年月をかけて
雨水が少しずつ建物内部に入り込み、
気づいたときには柱や土台が腐食していたというケースも少なくありません。

 

普段は確認しにくい部分の点検や、コーキングの劣化チェックなどは、
当社で劣化状況の調査を行うことができます。
「少し気になる」「前回の補修から年数が経っている」など、
心当たりがある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。

除菌コーティング技術紹介

今回は、換気が悪く湿気がこもりやすい箇所に、
除菌コーティングを施工しました。

作業は専門業者によるもので、仕上がりは無色透明・無臭。
施工後も特に違和感はなく、見た目を損なうこともありませんでした。

この除菌コーティングは、表面に抗菌成分を定着させることで、
カビや細菌の繁殖を抑制します。


メーカーでは、以下のような場所での使用が推奨されています。

カビが発生した木造住宅のお手入れに

  • カビの発生が気になるクローゼットや床暖房部分に

  • 衛生管理が求められる食品製造業・レストランなどの飲食店に

湿気やカビ対策にお悩みの方は、ぜひ一度検討してみてください。
現場でも、「空気がすっきりした気がする」「安心感がある」という声を
いただいています。


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外構工事のご依頼

今回は、既存木製フェンスを新しく設置し直したいというご相談をいただきました。

 

現在のフェンスは天然木で作られており、経年による反りや割れ、色あせなどの傷みが見られる状態でした。

木ならではの温かみや質感は魅力ですが、どうしても定期的な塗装やメンテナンスが必要となります。

フェンスはお家の印象を左右する大切な部分です。

「長く安心して使えるようにしたい」というお客様の思いに応えられるよう、素材選びやデザインの方向性について、
じっくりご提案を進めていく予定です。

 

 

今年度中の施工は難しい時期となりましたが、来年春の工事に向けてしっかりと準備を整えていきます。

フェンスだけでなく、お庭まわりの工事全般もお任せください。

アプローチ・ガレージ・カーポート設置など幅広くご提案しております。

お気軽にご相談ください!

 

アスベスト除去工事|高圧水を用いた安全で確実な除去方法

最近、アスベストを使用した建物の解体工事が増えています。
写真は、外壁の下地調整材にアスベストが含まれていたため、
解体前にウォータージェット(高圧水)で除去している作業の様子です。

アスベスト除去の流れ

  1. 専用の機械(アクセルローター)で、アスベストを含む塗膜を丁寧に削り取ります。
    作業中に出る水は、濁水処理装置を使ってアスベストを含む塗膜片ときれいな水に分けます。

  2. ろ過してきれいになった水は下水に流し、アスベストを含む塗膜片は
    産業廃棄物として適切に処理します。

  3. ろ過処理を経て、アスベストを含む塗膜片と水を完全に分離します。
    写真は、ろ過後の清澄な水の状態です。

アスベストは、目に見えないほど細かい繊維で、吸い込むと健康被害に
つながるおそれがあります。

そのため、除去作業は厳しい基準のもと、専門の資格を持った作業員が
安全対策を徹底して行っています。

当社では、周囲への影響を最小限に抑え、環境にも配慮した方法で対応しています。
安心・安全な解体工事のために、今後も丁寧な施工を心がけてまいります。


【現場より】
古い建物の解体では、見えない部分にアスベストが使われていることがあります。
戸建て住宅の外壁材や下地材などに含まれている場合もありますので、
解体やリフォームをご検討の際は、まずは専門業者による調査・相談をおすすめします。

雨の日も安心!勝手口を活かしたガレージリフォーム

これまで物置として使われていたガレージを、車を停められるスペースとして
活用したいとのご相談をいただきました。

 
雨の日でも濡れずに屋内へ出入りできるよう、
ガレージから勝手口へ直接つながる動線を確保する予定です。

日中はシャッターを開けて使用されるとのことで、内部の壁面は
「雑多な印象にならないようスッキリと仕上げたい」とのご要望でした。

既存の壁を壊さずに上貼りできる仕上げ材を選定し、
見た目にも整った空間となるよう計画しています。
また、勝手口のドアは断熱性と防犯性にも配慮し補助金制度も活用しています。

完成後の様子は、改めてご紹介いたします。


 

現場の安心工程をご紹介~コーキング・ガラス交換工事

以前からご紹介させていただいている現場もいよいよ最終工程に入りました。

今回は既存の外壁の上から新たなサイディングを重ね張りし、あわせて「先進的窓リノベ2025事業」の対象となるガラス交換も実施しています。

 

外壁の上張り工事も無事に完了しコーキングの仕上げまで終えました。

 

補助金の対象となるガラス交換も無事完了しております。

このあとは足場の撤去、そして下屋の塗装、エアコン室外機の復旧を予定しております。

本案件につきましては、天候にも恵まれ、順調に工事を進めることができました。

新しい外壁の色も周囲の景観になじんでとてもいい仕上がりです!

最後まで丁寧に仕上げ、お引渡しの際に「頼んでよかった」と思っていただけるよう、スタッフ一同しっかり進めていきます!

 

お住まいの外壁や窓まわりで気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

現場を見ながら、最適なご提案をさせていただきます!

雪庇対策、準備はお済みですか?~折版屋根仕様~

冬になると住宅や倉庫の屋根に雪が積もり、軒先に雪庇(せっぴ)ができることがあります。
雪庇は落下すると、人や車、隣の建物に当たり、大きな事故につながることも少なくありません。

こちらの写真は、実際に折版屋根に雪止め金物を取り付けた事例です。
雪止め金物を設置することで、雪庇による落下事故を未然に防ぐことができます。

 

雪止め金物のメリットは

  • ◎ 人や設備への被害を防ぎ、安全性が向上

  • ◎ 軒先への極端な荷重を抑え、屋根の痛みを軽減

雪が降る前の今の時期に、雪庇対策をご検討されてはいかがでしょうか。
安心・安全な冬を過ごすための、簡単で効果的な工事です。

 

 

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